6月某日のエアコンクリーニング。機種は、2011年製パナソニックCS-632CXR2-W。もちろん自動フィルターお掃除機能付きです。
2011年製のパナソニックの自動お掃除ロボットエアコンは、これまでも数多くクリーニングしてきたので、結構余裕を持ってましたが・・・
前面カバーを開けて思わず一言「何これ?レア種?」通常、パナソニックって左右基盤のコネクターを抜いて、左側の換気ファンのパイプ部分を外してからネジ数本抜くと、お掃除ロボが取り外せるという設計だったはずでは?
これ前面右側に基盤がある・・・ただでさえ面倒で複雑な構造なのに・・・
もちろん左側には小さな基盤があり、右側には内外線と迷路のように張り巡らされた配線。また、基盤がお掃除ロボにくっ付いているので、これら全て分解しなければお掃除ユニットが外せません。
仕方ない。先ずは、頭に巻いたタオルを巻きなおす事から始めよう。(^_^;)
多くのお掃除屋さんが依頼を断る、パナソニックのお掃除器の付きエアコン。お客様に時間がかかる事を説明して、作業開始!
基盤の中を開けて配線を確認すると、このタイプは何パターンか分解方法があると思います。余計なコネクターを抜くと仕事が増える
タイプですね。今回は、基盤をお掃除ユニットごと下してから床面で細かい部品を取り外す方法で作業を行いました。
①分解したエアコンのパーツ類。これだけを見ると他のエアコン同様簡単そうに思えますが、脚立を右や左や真中へ幾度となく移動し
頭から煙を出しながら、②の洗浄できる状態まで分解しました。③もちろん、ドレンパンも取り外します。
①アルミフィンにはホコリが積もっていますね。②クロスフローファンはカビだらけ。③分解したその他のパーツ類にも余計な機能が
付いているので、取り外してからキレイにします。④ドレンパンもモーターなど部品が付いているので取り外して洗浄。
①高圧洗浄後のクロスフローファン。②高圧洗浄後のアルミフィン。③キレイに洗った各パーツ類。今度は、これらを再び組み上げます。
時間がかかります。特に右側の配線は、キチンと元通りに戻さないとカバーが収まりません。
結局6時間半で終了。疲れました。ま、初めて出会う複雑な機能付きエアコンの場合、写真など記録を取りながら作業を行うので
仕方ありませんね。帰ってから次のために資料を作るので、次回は今回よりも早くクリーニングが行えます。
帰りに同業の友人に出会い、デジカメを見せながら今回の機種の事を話すと、両手を合わせ拝みながら一言。
「出会いませんように。」だって。(^^)思いっきり笑ってしまった。パナソニックとシャープは本当に時間がかかるね。